自然の表情の変化に四季の移ろいを感じます、否、本来は四季があるから自然の景色が移り変わるのでしょうが。

秋、この季節に色っぽさ、艶かしさを感じるのは私だけでしょうか。
カエデの紅葉は、結果の美しさのみにあらず、その過程のなんと見事なことでしょう。
緑を残しつつ、徐々に紅にそまり、最後は燃えるような赤へと変わっていきます。散り行けば、地を染め、川を染め、最後の最後まで
その美しさは人をして悩ましめます。
終息に向かっていくこの季節には、春の若々しさや夏の躍動の輝きとは異なる静かな美しさがあります。
人間もこうありたいものです。


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